人生最後の葬儀、心に残る演出を考えてみませんか?

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皆の心に思い出として残る葬儀

初めまして、セレモニー演奏コーディネーター協会、上級認定講師の小澤です。
早速ですが、今日は、お客様から頂いたお言葉の話をさせて頂きます。

7年前に昔からの友人のお父様が亡くなりました。
ご葬儀は、私がお仕事させて頂いている葬儀会社で行われたため、「お父様の為に是非弾かせて欲しい」と申し出て、演奏させて頂きました。

それから早くも七回忌を迎え、私は友人と友人のお母様と一緒に、お父様のお墓参りに行きました。
お墓参りを終えた食事の席で、お母様が私に、
「まりちゃんが演奏してくれたあのカントリーロード、バラード調に悲しげにアレンジされていて、今でもすごく心に残っているの。
あの曲を聴く度に、お父さんを思い出すのよ。本当に良いお式だった。」と言って下さりました。
音楽の力って凄いですね。

私は日々お仕事の一回一回に気持ちを込めて精一杯演奏させて頂いております。
その場でお礼を言って下さるご家族は沢山いらっしゃいますが、ご葬儀が終わった後のお言葉はなかなか聞く事が出来ません。
それで、「今でも、まだあの演奏を覚えている、心に留めている。」と言って頂いたお言葉は、とても嬉しく励みになりました。
同時に自分の仕事に改めて誇りを持つ事が出来た瞬間でもありました。

これからの記事では、セレモニー演奏の素晴らしさ、シンセサイザーならではの生演奏の工夫の仕方などを、お話させて頂きたいと思っております。
宜しくお願い致します。

音楽の力とは

セレモニープレーヤーは、自分の葬儀の時はもちろん、家族や親戚の葬儀には必ず生演奏を入れたいと思います。
それは、生演奏が入らない葬儀と、入った時の葬儀の違いをよくわかっているからです。

プレーヤーの言葉より
去年の夏に祖母が亡くなり、先輩プレイヤーに演奏して頂きました。
祖母の懐かしい写真をまとめたDVD映像に合わせて、坂本九さんの、「見上げてごらん夜の星を」を弾いてもらった時に、とても胸が熱くなり涙が溢れ、ふとした時に思い出すような心に残る式になりました。
いつもは演奏する立場ですが、遺族側の立場になり改めて自分の仕事の大切さが確認できた二日間になりました。

私の祖父の葬儀も、仲間のプレーヤーに演奏をお願いしました。
お通夜には「星影のワルツ」、告別式には「北国の春」を献奏してもらいました。
生前、カラオケで必ず歌っていた2曲です!
献奏を聴いていた時、ニコニコした祖父が隣で歌っているような錯覚に陥りました。
大好きな孫や曾孫に歌声を聴かせ旅立って行ったのかと思うと、心がフッと軽くなったのを今でも思い出します。

音楽は、生きていくために必ず必要なものではありませんが、人を笑顔にしたり、元気にしたり、心を癒したり、力を与えたり… 人の心にとってはとても大切なものだと思います。

誰にでも思い出の曲があると思います。
もし今後、エンディングノートを書く機会があれば、好きな曲や思い出の曲を書き出し、それをどの場面で流して欲しいか考えてみて下さい。
曲に限らず、葬儀は自分で段取りが出来ませんから、生前のうちに一度まとめてみることをお勧めします。

投稿者: 鈴木恵

初めまして、鈴木恵と申します。 ピアノやエレクトーンの技術を眠らせている皆様に活躍の場を提供すると共に、認知度の低いセレモニー演奏を世の中の方にもっと知って頂きたいと思い活動しております。

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