自分の演奏で泣いてくださる

tear
心に響く曲

こんにちは、セレモニー演奏コーディネーター、1級認定講師鎌田です。
皆さんは「心に響く曲」と聞いて、どんな曲を思い浮かべますか?

それは年代や音楽の好みによっても異なると思います。

どんなに素晴らしい楽曲であっても、その年代に合っていなかったり、好みの音楽ではない場合は、その良さが分からないかもしれません。
勿論、世代を超えて愛されている曲もたくさんありますね。
きっと皆さんも昔の曲を聴いて、あの頃の記憶を鮮明に思い出すことがあるでしょう。

また、心の状態もとても大事だと思います。
例えば、物凄く落ち込んでいる時に、アップテンポなノリの良い曲を聴いて、元気になれますか?
それよりも、今の心理状態に近いゆっくりとした曲を聴いた方が、心が癒されたり、歌詞に共感して自然と元気になれるのではないでしょうか。

今まで様々なご葬儀を経験しましたが、会場の雰囲気も様々です。
故人様の死を受け入れられず、悲しみで一杯のお式では、悲しみを代弁してくれる曲を選びます。
例えば、歌の曲に限らず、メロディーが綺麗なピアノ曲を多めに用意し、いつもより更にゆったりとしたテンポで演奏します。
それは、歌詞が入っていない曲の方が、疲れた心にスッと入って行くこともあるからです。

それとは反対に、寿命を全うした方のお式では、旅立ちをイメージするような前進する曲を選びます。
いかにご遺族様を中心とした方々の気持ちを汲み取り、選曲するか…。
繊細な場所だけに選曲も慎重に行わなければならないので大変ですが、とても遣り甲斐があります。

私はセレモニープレイヤーになって、生まれて初めて自分の演奏に泣いて下さる方々に出会いました。
それは、このお仕事をしていなければ味わうことのなかった感動でした。

音楽は形がないので、どの演奏が正しいとか、正解は見つからないような気がします。
しかし、真心を込めて演奏することで、故人様の最期のステージが、列席している皆様の心にいつまでも残って欲しい、そのように思っています。

ご遺族にとっても奏者にとっても心に響く演奏

こんにちは、佐川です。

「心に響く曲」は私にも沢山あり過ぎて、1曲を選ぶことなどはできません。
その時代時代で心に残る思い出の曲があり、葬儀のリクエストなどでいただいた時は、懐かしく思いながら演奏させていただいています。

全く音楽を聞かないという方でも、小学校や中学校の頃に音楽の授業で歌ったという曲などがBGMなどで流れていれば、「あっ!この曲知っている。」という事もあるかと思います。

自分の人生を思い返すことができる。
音楽には素晴らしい力があると思います。

先日、葬儀の仕事で思い出のDVDに合わせてNHKで放送されていた「坂の上の雲」を演奏させていただきました。
このドラマは足掛け3年に亘り放送された、日露戦争という途方もない大仕事に、無我夢中でくびをつっこんでいく家族の物語だそうです。

亡くなった故人様は大正生まれで戦争を経験していた男性の方で、このドラマを欠かさず見ていたそうです。
演奏したテ-マ曲は、戦争のイメージとは違い、前を見つめながら青い空を登っていくような感じの曲でしたが、遺族の方たちは涙を流しながら聞いていただけました。

私が演奏した曲が皆様の心に響いたということが実感でき、とても感動し嬉しく思えた瞬間でした。

投稿者: 鈴木恵

初めまして、鈴木恵と申します。 ピアノやエレクトーンの技術を眠らせている皆様に活躍の場を提供すると共に、認知度の低いセレモニー演奏を世の中の方にもっと知って頂きたいと思い活動しております。

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