仕事までの準備は10割で!

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仕事に入るまでの短い期間で準備は完璧に

こんにちは、セレモニー演奏コーディネーター協会、上級認定講師の天井です。
リクエスト演奏をご遺族様に喜んで頂くためには、新人奏者・ベテラン奏者に限らず自宅での準備作業があります。

昨日の通夜、本日の告別式で頂いたリクエストは、なんと33曲!
この全曲を2日間で演奏するということです。

この時は、通夜前日の夜にリクエスト連絡が入り、そこからは猛ダッシュで楽譜探し、音源チェックです。
半分が初めて演奏する曲とあって、弾き込む練習には時間を必要としました。
親子ほど年の離れた若い奏者さんにとっては、昭和の古い曲は知らないものも多く大変でしょう。
逆に私などは、J-POPの最新の曲は馴染みがなく、初見時からいざ現場で演奏するまでの練習時間は中身の濃い時間となります。
おかげさまで持ち曲が増え、ありがたいことですね!

今回の33曲のリクエストには、ラップ・流行りの洋楽・ベンチャーズ・#やьが5つや6つのJ-POP、他にはTVドラマの挿入曲・演歌・童謡などがありました。
それぞれに合うシンセサイザーの音色を探したり、移調して弾きやすい楽譜に直したりと工夫をしましたよ!

私が新人だった頃は、ネットで楽譜を簡単に1曲から購入することなどできませんでしたが、今やネットを利用すれば、スムーズにリクエストに対応できるようになって便利です。

そうそう、こんなことも…
地元の演歌歌手の曲がリクエストにあり、直接問い合わせをしたところ、ご本人様のご厚意にて楽譜をゲットできたこと、とてもありがたく大変助かりました。

このように、限られた時間でご遺族様に喜んで頂けるよう、奏者のバックヤードでの作業も臨機応変にそれぞれ頑張っております。
世の中にその1曲がある限り、様々な想いにてリクエスト曲をくださる……
是非チャレンジしていきたいものです。
音楽好きにはたまりません。
だからここまで続けてこれたのでしょう。
【楽譜】という財産も増えてます!

準備9割では心の余裕がありません

33曲もあるから、1曲くらい弾かなくてもバレない?
いえいえ、バレるバレないの問題ではありません。
頂くリクエストは、故人様、ご遺族様にとって、思い出がある曲です。
依頼を受けた奏者は、出来る限りのツールを使って演奏することが使命だと思います。

ブライダルとは違い、葬儀のリクエストは早くて2日前、急な連絡だとお仕事当日。
更には、演奏中に頂くこともあります。
【仕事は準備が9割】と言いますが、セレモニー演奏に関しては、楽譜を揃える・音色チェック・練習… 準備10割で挑んで欲しいと思います。
余裕がある演奏をする為にも、下準備はしっかり行いましょう!

このような真摯に取り組む姿勢が、次のお仕事へと繋がることにもなりますね。

こんにちは青柳です。

私も天井先生と同じ世代のためか、新しいJ-POPには弱いのですが、つい最近こんな事がありました。

リクエストはクラシックと「涙そうそう」「イエスタデイ・ワンス・モア」「言葉にならない」等。
曲数は多かったのですが、私が登録している音楽事務所のリクエスト表にあるものばかりでした。
ところが、当日施行に入ると、「献奏曲は、ミスチルの終わりなき旅です」とスタッフから伝えられました。
聴いたこともない曲、しかも献奏!
一気に青ざめてしまいました。

事務所から楽譜を送って貰い、10分程練習しました。
何とか弾けそうな曲でしたが、献奏となると不安でした。

ご遺族様からは事前にリクエストを頂いていたのに、奏者まで連絡が届かなかったようです。
私との話し合いの結果、スタッフがお花入れの曲としてご葬家に提案してくれました。
無事施行を終えた時には、ホッとしました。

初見力の他に、度胸も必要な仕事だと思います。

投稿者: 鈴木恵

初めまして、鈴木恵と申します。 ピアノやエレクトーンの技術を眠らせている皆様に活躍の場を提供すると共に、認知度の低いセレモニー演奏を世の中の方にもっと知って頂きたいと思い活動しております。

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