演奏のお仕事の種類
初めまして、セレモニー演奏コーディネーター協会、上級認定講師の梶原です。
皆様の参考になる記事を上げていきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。
皆さんが考える演奏のお仕事は、どれ位あるでしょうか?
私が思いあたるだけでも、ブライダル、パーティー、レストラン、ラウンジ、イベント…。
たくさんありますね。
その中でも、ここ数年演奏のお仕事として注目されてきているのが、セレモニー演奏だと思います。
葬儀業界では、10年前と比べると“セレモニー演奏”は珍しいものではなくなってきています。
しかし、演奏のお仕事をされている方の中ではまだまだ“セレモニー演奏”をご存知ない方が多いようです。
さまざまな演奏の仕事を経験し、どのお仕事にも、
嬉しかったこと
つらかったこと
大変だったこと
感動したこと
たくさんの想いがありました。
ここでは、セレモニー演奏のお仕事で感じたあれこれを、紹介していけたらと思います。
童謡の演奏ポイント
実際に現場でどのような曲を演奏しているのか、少しずつご紹介したいと思います。
皆さんは、曲のジャンルについて、考えたことはありますか?
今回は、大きなくくりで下記3つに分けてみました。新人さんの研修は、この3つのジャンルの曲から始めます。
葬儀では必須ジャンルになるかと思います。
♪童謡
♪クラシック
♪歌謡曲
この中で、今回は童謡についてお話しします。
童謡はどの年代の方も、どこかで聞いたことがある曲かと思います。特に年配の方に人気がありますね。
実際に演奏する際、どのジャンルでも慎重に曲を選ばなければなりません。
童謡の曲選びで注意する点は、その季節に合った曲をセレクトする!これがとても大切なことかと思います。
秋なら秋を感じる曲、春なら春を感じる曲をセレクトするのが好ましいかと思います。
そして、童謡を演奏する上で気を付けることは、楽譜通りに演奏するだけでなく、
♪コードを少し変える
♪曲により音色を変える
♪オリジナルな間奏を入れる
上記の様な工夫をし、単調に聞こえないように演奏することが出来れば良いかと思います。
そして『心の中で歌いながら演奏する!』。
これが一番大切なことですね。
今の時期に合う童謡がどれ位あるのか、皆さんも考えてみてはいかがでしょうか。
次回は、クラシックをご紹介いたします。
梶原 のりえ
上記の記事を読んだ現役プレーヤーの感想
こんにちは、佐川と申します。
私は数年前、梶原先生にお会いしたことがあります。
とても勉強熱心で、シンセサイザーの音色の作り方などを教わりました。
特に、シンセのスプリット機能を使用し、「夜空のトランペット」を弾いて頂いたのが印象に残ってます。
私も葬儀の中で童謡をよく演奏します。
童謡のみのリクエストの時は、40曲以上の楽譜を用意します。
どの年代の方も知っている曲が多いので、原曲のイメージをくずし過ぎず、単調になり過ぎずを心がけて、聞いてくださっている方が口ずさめるテンポで心を込めて演奏しています。
私もまだまだ知らない曲が沢山あると思うので、この時期に合う童謡がどれ位あるのか、考えてみたいと思います。