最期もその方らしい見送り方で

disco

概念にとらわれない演奏も必要

こんにちは、セレモニー演奏コーディネーター協会、上級認定講師の小澤です。
今回も、心に残るお式についてのお話しをさせて頂きます。

ここ最近、偶然にも、昔、クラブのDJをしていたという40~50歳くらいの男性のお式での演奏依頼が続きました。
リクエストは、1980年代のディスコナンバー、テクノ、ハウス、ソウル系など…。
シンセサイザーでディスコ系を弾くのは、ご葬儀だし、あまり賑やかには弾けないよな…と思い準備しましたが、喪主様とお話しさせて頂くと、「主人らしいお式にしてあげたいので、どうぞ賑やかに弾いてあげて下さい。」と仰られました。

まだお若い方のお式は、特にお悲しみが深く、ご葬家やご会葬の方も、正直、生演奏の音楽は耳に入らないのかもしれません。
しかし最近は、葬儀だからしめやかにとか、葬儀だから厳粛に…などという概念が昔よりも少なくなって来ているように感じます。
その方の最期を、その方らしく送ってあげたい。
又、その方がどんな方だったかを来て下さる方に知って頂く為に、その方の好きだった物を飾ったり、小さい頃からのお写真や、ご家族ご友人との思い出のお写真などを飾ったり、思い出のDVDなどをスクリーンでお流ししたり、様々です。
お好きだった音楽を生演奏でお流しするのも、その一つですね。

その方の最期を締めくくるセレモニーは、その方やご葬家、又、来て下さるご会葬の方にとっても特別な物です。
私達も出来るだけご家族のご意向に添える演奏をして差し上げたいですね。
そして、毎回申しておりますが、一回一回の演奏を大切に心を込めて弾いていただきたいです。

奏者の悩みでもあった今回のテーマ

こんにちは、佐川です。
葬儀のお仕事で、私はまだ「ディスコナンバ-」のリクエストは受けた事がありませんが、これからはこのようなリクエストも増えてくるのかもしれませんね。
私が学生の頃には、ユーロビートの曲などがとても流行っていて、よく友達と踊りに行ったり、CDをレンタルして通学時電車の中で、「ウォークマン」で聞いたりしていました。

あの頃、沢山聞いたディスコナンバーの曲を葬儀で演奏すると考えると、私も少し悩んでしまいます。
あまり賑やかになってしまうと、遺族は良いとしても、会葬者の方にどのように思われてしまうのかなど…
奏者としても悩みどころなのですが、ご遺族の方の希望で、「本人らしく、最後は賑やかに送ってあげたい。」とのことならば、逆に派手に、その頃の思い出が自然と蘇ってくるぐらいの方がスッキリとお見送りができるのかな?と思いました。
これからの葬儀では、ますます幅広いジャンルのリクエストが増えてくると思います。
実際にリクエストがきてからバタバタしないように、毎日の練習や色々なジャンルの曲を聴く事が大切だと改めて実感しました。

投稿者: 鈴木恵

初めまして、鈴木恵と申します。 ピアノやエレクトーンの技術を眠らせている皆様に活躍の場を提供すると共に、認知度の低いセレモニー演奏を世の中の方にもっと知って頂きたいと思い活動しております。

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