選曲の仕方

saidan
思い出の品から選曲

こんにちは、セレモニー演奏コーディネーター協会、上級認定講師の永井です。
私が今まで担当したご葬儀で、心に残るお式についてお話しさせて頂きます。

先日担当した90代女性のご葬儀では、演歌のリクエストをいただきました。
会場入りすると、小林幸子や藤あや子、川中美幸のカセットテープが入口に飾られていました。
中に入ると、祭壇の花がマイクの形に飾られていて、まるでご遺影の故人様が歌われているよう。
カラオケが大好きだったとのことでしたので、女性演歌歌手の曲を選んで演奏しました。
途中、ご親族様が一緒に口ずさんで下さり、とても温かい気持ちになれました。

又、Jリーグがお好きだったという50代の男性のお式では、サッカーのユニフォームや応援グッズとともに、祭壇花がサッカーフィールドをイメージしたグリーンと白いラインで飾られていました。
リクエスト曲はもちろん「Jリーグのテーマ」。
故人様に喜んでいただけるよう、心をこめて演奏しました。

そして、リクエストは特になかったのですが、山登りが趣味だったという70代男性のお式では、祭壇花が富士山の形に飾られていましたので、山を連想する曲で、「山小舎の灯火」「山のロザリア」「雪山賛歌」「富士山」などを演奏しました。

又、釣りがお好きだったという80代男性のお式では、釣竿や釣りの写真が飾られていましたので、海を連想する曲で、「海 その愛」「海ゆかば」「出船」「船頭小唄」などを演奏しました。

リクエストがない場合でも、思い出の品から連想したり、喪主様からお好きだったものを伺って選曲すると喜んでいただけるかと思います。
ただ、会場入りしてから選曲するので練習する時間もなく、初見で弾くような曲もありますので、普段から色々なジャンルの曲をたくさん弾いてレパートリーを増やすように勉強しています。

ご葬儀では、生演奏で良かったと思って頂けるよう、ご遺族様の想いを届けられるよう心を込めて演奏しています。

心に残っている式

こんにちは、佐川です。
私が今まで入った葬儀の中で特に心に残っている式は、告別式の中で喪主様と会葬者全員が「千の風になって」を合唱しその伴奏をした事です。

亡くなられた方は90歳を過ぎた女性で、若いころはカラオケが大好きで沢山の歌を歌ってきた方だそうです。
「千の風になって」は、85歳を過ぎた頃にその故人様が覚えた曲です。
その時娘さんに、「生きている時も大変だけど、人生亡くなってからもみんなを見守らないといけないそうだから、お墓に入ってからも大変そうだなぁ。」と笑って話していたという、思い出の曲でした。
家族が大切にしている思い出の曲をフルコーラスで伴奏させていただいたことは、私にとっても心に残る式の一つになりました。

また、パプニングでの思い出もあります。
会場に着いてから音が出なくて調べてみると、シ-ルドのジャックの口が合わなくて…
この時は一番近くの会場に取りに行きましたが、結局そこにも無く、会場に戻り葬儀場のスタッフさんの自宅にあるスピ-カ-を借りて演奏した事もありました。
故人様は高校の吹奏楽の現役の顧問の先生で、沢山の教え子たちが来ていました。
なんとか献奏曲の時間には間に合いましたが、音出しもきちんとできなかったので、はらはらドキドキでした。
この時の献奏曲は、吹奏楽で演奏していたというkの「Only Human」でした。
あまり経験したくない、違う意味で思い出の1曲となりましたσ(^_^;)

投稿者: 鈴木恵

初めまして、鈴木恵と申します。 ピアノやエレクトーンの技術を眠らせている皆様に活躍の場を提供すると共に、認知度の低いセレモニー演奏を世の中の方にもっと知って頂きたいと思い活動しております。

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